2008年1月16日水曜日

現実との57分 / アストル・ピアソラ



今までのピアソラとはちょっと違います。濃厚で芳醇なサウンド、曲はピアソラとしてはオーソドックスでも、中身は今までの5重奏楽団とは全く違います。チェロが入ってバンドネオンを一つ増やした6重奏楽団による一枚。ピアソラの死期迫る最後の楽団による一枚。濃厚で芳醇だからといって決して角は取れていません。ピアノが掻き乱れ、チェロは低く吼えます、2台のバンドネオンは…ひらすら僕達に何かを訴えかけています。

しかし…これは?? 一体?? 僕は大のピアソラファンですが、このアルバムだけは未だに根本的な理解が出来ない。一体何を??…不思議です。"2"の主題を歌うチェロを聴いてみてください…この音、この世のもでしょうか、ピアソラよ、この音は??…本を読んでも何度聴いても答えは闇の中…。

そして…沈み込むような"9"…夜は巡っていきます。

An 57 Minutos con la RealidadAstor Piazzolla
1. Imagenes
2. Milonga Para Tres
3. Buenos Aires Hora Cero
4. Pasajes Obscuras Dos Estrellas
5. Tres Minutos con la Realidad
6. Mumuki
7. Sexteto
8. Adios Nonino
9. Prelude to the Cyclical Night

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