2008年1月21日月曜日

ゴッドファーザー / レイ・ブライアント



1931年生まれのレイ、人間として、男として、この成熟はそれだけで至宝。年代物のウィスキーのように芳醇で慈愛に満ちています。一度口にしただけじゃ、決して分からない。幾度となく口にするうちに、段々とクセになって離れられなくなる。これほどまでに味わい深いサウンドもそうあったモンじゃありません。

アルバムタイトルの"4"「ゴッドファーザー愛のテーマ」、原曲の美しさをここまで増幅できるものでしょうか。そう、この和音、このコードこそレイが持つ最大の魅力です。この和音の連続だけは、どんなに練習したって決して即興で出てこない、彼だけのものです。でも、そんな事より、とにかく泣いてください。ただひたすら、むせび泣いてください。 これが、円熟した大人の悲嘆です。

2002年の録音で、2001年に他界した生涯の親友であるジョン・ルイスを偲んで制作した一枚。彼曰く、自身最高の一枚。

GodfatherRay Bryant
1.2degrees East,3degrees West
2.D&E
3.March,Johnny,March
4.Love Theme From Godfather
5.Elevation Suite:Impressions - So What - Elevation
6.Nardis
7.Up Above The Rock
8.Angel Eyes
9.Broadway

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