2008年1月27日日曜日

満ち汐のロマンス / エゴ・ラッピン



彼女は凄い感性です。中納良恵って一体幾つの声色を持ってるんでしょうね。時に静謐に、時に楽天的に、時に哀切に、時に妖艶に、時に解放的に、時に熱狂的に、そして時に少女のような表情をも見せて聴くものをハッとさせます。全部これ同じ人??って思いますよ。でもその一つ一つが全て直感的に心の琴線を震わせ、でもくるくると表情を変え、まるで音楽の走馬灯を見ているようです。

良く、昭和歌謡とモダンジャズと、そして現代の渋谷系ポップシーンをミックスしたような彼らの作る出すサウンド自体が活字になってメディアに載っています。このアルバムにはありませんが、「くちばしにチェリー」や「色彩のブルース」の空前のロングヒット、エゴ・ラッピンの実力を表しています。でもそんな事より、僕は中納良恵のこの天才的な歌唱力そのものに心を奪われっぱなしです。決して音程も発声も正確じゃなく、教科書とはかなりずれているんです。でも、確かに彼女には才能を、それも他にない天才的な才覚を感じます。

そう、かつて…、誰かが「たくさんの楽器がこの人の中にあるみたいね」って言ってました。ホント、その通りだと思うよ。 "1"、聴くたびにこの言葉の持ち主を想い出します。ホント、哀しい曲はこれでもかって哀切に歌ってくれます。泣…。

満ち汐のロマンスEGO-WRAPPIN’
1. かつて..。
2. Room 1102
3. サイコアナルシス
4. Crazy Fruits
5. Calling me
6. 満ち汐のロマンス
7. KIND OF YOU
8. Wherever You May Be
9. PARANOIA

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