2008年1月12日土曜日

イデアの街 / ビセンテ・アミーゴ



叙景的でも、その景色に住まう人間達の叙情が重なって見えてくる、まるで一つの壮大な絵画のような、ヘミングウェイの小説のような、そんなサウンドです。灼熱の太陽、そして土煙漂う赤い荒削りな大地、そこで言い伝えられたストーリーは真摯で情熱的、そして少しばかりは粗野です。 フラメンコの熱情溢れる気風を心行くまで堪能してください。

フラメンコに新風を巻き入れたビセンテには賛否両論あるのは確かな事実です。しかし、古色蒼然たるアンダルシアのフラメンコにジャズやクラシックの要素を惜しみなく取り入れ、それでいてフラメンコ自身が持つ独特の気風を失わせない、この至難の業にビセンテがものの見事に成功しているのもまた、事実です。 そういう意味で、フラメンコのアストル・ピアソラになれるサウンドであると、僕は感じています。

そしてこの熱い炎に、思う存分焼かれて下さい。

Ciudad de Las IdeasVicente Amigo
1. Tres Notas Para Decir Te Quiero
2. Tarde Es Caramelo
3. Ojos de la Alhambra
4. Compare Manuel (Tangos)
5. Bolero de Vicente
6. Tata
7. Cordoba
8. Ciudad de las Ideas
9.Tres Notas Para Decir Te Quiero [Radio Edit]

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